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時は近未来。

日本は長引く不景気により、犯罪者を税金によって管理・矯正できなくなった。

政府は軽犯罪者の合法化や恩赦、在宅の懲役刑などを取り入れることで
収容人数をオーバーした刑務所のやりくりをしていたが、
それでも対処できずに私設刑務所の存在を認めるようになる。

主人公（剣菱雅人）はそんな私設刑務所のひとつに勤めている刑務官。

この刑務所はとある資産家の別荘を改造した小規模なもので、
所長は雅人の古い友人だった。

ノウハウのない刑務所業界の新参者として扱いやすい（粗暴犯が少ない）
と思われる女性刑務所を選んだのは所長の判断で、雅人の同僚も女性が多い。

その後、所長は病気で死亡。

刑務所は彼の未亡人（鈴宮蜜子）が受け継ぐことになったが、
彼女はその手の業界に素人なだけに刑務所の業績は右肩下がりになり、
やがて経営が立ち行き行かなくなってくる。

もともと蜜子に惚れていた雅人は、仕事場を失うのが嫌だという理由もあって
経営を好転する手段を模索する。

そして彼が思いついたのは、女囚を調教してＮＧプレイなしの娼婦として
その筋に売り飛ばすことだった。

所長となった蜜子も、主人との思い出がある刑務所を失うよりはとこれを黙認。

そして雅人は囚人から見目麗しい数人を選んで調教を開始する。



――　キャラクター紹介　――

■剣菱雅人　（けんびし　まさと） 　昔はそれなりに遊んでいたが、失恋が原因ですっかり女の方 　面には気を遣わなくなってしまった三十路男。 　失恋の相手は『鈴宮蜜子』。まだ思慕の情を捨てられずに独身 　を保っているが、鈴宮は死んだ主人に操を立てて他の男に振 　り向く気配もないので半分がたあきらめている。 　それでも旧友とかつて恋した女のために、刑務所運営の汚れ 　仕事を引き受けようとする義理堅さの持ち主。
	■鈴宮蜜子　（すずみや　みつこ） 外見どおりにおっとりしていてめったに感情を爆発させたことが ない。今も死んだ旦那に操を立てている未亡人の鑑。 蜜という取りようによってはいやらしい響きの字をちょっと気に している。ちなみに命名の理由は生まれたのが春だったため。 主人公が自分に好意を抱いていることは知っているものの、大 人として分別のある関係を続けるべきだと思っている。 ゲーム開始時点では恋愛感情はほとんどない。 職務には厳格だが、情にもろいところがあっていろいろと便宜 を図ってくれるため、囚人の受けはかなり良い。

■吉野川さゆり　（よしのがわ　さゆり） 硬い。叩けばカンと音がするほどの硬骨でまがったことが大嫌 い。ルール偏重で余裕がないともいう。 治安維持の一端を担っている刑務官という仕事に誇りをもって おり、責任者としての重圧にめげない蜜子とその片腕ともいえ る主人公を尊敬している。 同時に主人公に対しては恋までいかない好意も抱いている。

■倉敷瑞希　（くらしき　みずき） 見かけによらずざっくばらんでさばけている。 かなり姉御肌で頼まれると嫌とはいえないタイプ。 セックスに罪悪感を持たず快感を素直に受け入れて楽しむ女 性で、主人公が持ちかけた娼婦の件についても刑期の短縮を 条件にふたつ返事で引き受ける。 懐は深いが芯は強く、ぎりぎりまで譲歩できることは譲っても最 後の一線は堅持する女性。

■加賀屋透子　（かがや　とうこ） 悲観的で自虐的ないじめてちゃん。 いつもおどおどとして、所在なさげな様子をしている。 友人は少なく敵も少ない影のような性格。セックスや恋愛には 極めて奥手で収監の事情から、男を苦手としている。 他人から見ると嗜虐心と保護欲を誘うタイプで、本人も判断を 保護者に依存してしまう面がある。

■根室麗華　（ねむろ　れいか） 外見どおりの粗暴な性格。自分の名前が嫌いでファーストネー ムで呼ぶと怒る。 自分よりも強いものには噛み付き、弱い者は踏みつけるが、す がりつかれるといい気分になってしまう。 おかげで透子や瑞希には、よくいいようにあしらわれているが、 本人はまったくそれに気づかず頼りにされていると思いこむ滑 稽な一面がある。 普段から強がっているためか折れた時の反動は大きく、重度 のマゾに目覚めて普通のプレイでは満足できなくなってしまう ことに。

――　ゲーム攻略　――

私が選んだ全選択肢です。
基本は蜜子とさゆりの２ルートあり、
後半、誰の仕事に同行するかでＥＮＤが変わります。
瑞希・透子・麗華にはＢＡＤＥＮＤもあり。

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