日本のどこかにある、海と山に囲まれた常盤村。
いつまでも変わらないと名付けられた村では、
やっぱりいつものように寂れた夏が訪れていた。
扇風機とうちわ、セミの声とテレビの野球中継、
線香花火と海開き、打ち水と夕暮れを告げる鐘の音。

恋が生まれ、恋が消えていく夏……。

だが、そんな夏、人語を解する謎のぬいぐるみを抱く
名無しの少女が村を訪れたことで、
不思議な物語の幕が開かれた……。



−−　キャラクター紹介　−−

■水瀬 伊月（第一章） 　常盤神社の巫女さん。 　漫画とアニメが好きで、少々オタク気味。 　かつては内向的な性格だったが、村を訪れ ていた風間彰という少年との出会いにより、 前に進むための力を得た。 　彰と伊月、そして伊月の双子の妹小夜の３ 人は、ある果たせなかった約束を、今も胸に 秘めていた……。

■白河 さやか（第二章） 　死をテーマに絵を描く父親をもつために、 村で孤立している少女――白河さやか。 　そんな彼女は、持ち前の明るさで今日も 元気に昼寝と散歩を繰り返していた。 　だがこの夏、さすがに落第のピンチを迎 えたさやかは、学校と美術講の後輩である 上代蒼司くんに家庭教師をお願いすること に……。

■柾木 茜（第三章） 　３章主人公――柾木良和の義理の妹。 　家にこもりがちな兄と違い、元気いっぱ いに夏の日差しをうけている水泳少女。 　透子と義兄の仲をとりもったのも彼女で ある。 　やたらと身体に触れることが好きで、す ぐに腕を組んだり頬に触れたりしてくる。 　この夏は、義兄の起こし方にこってみる らしい。

■京谷 透子（第三章） 　良和の恋人。その名の通り、恋人である 良和のことを一番に考え、彼の色に染まっ ていく透明な女性。 　料理から洗濯まで家事は一通りこなせる が、性格のゆえかどれも際だっているとい うこともない。可もなく不可もなく。 　良和と仲のよい茜に、少なからず嫉妬を 覚えているようだが……。

■名無しの少女（第四章） 　神社の軒先で寝泊りしていたのを、不憫に 思って拾ってきた少女。 　なにかを探しているらしいのだが、探し物も 自分の名前も忘れているために、『お嬢』と呼 ばれることになる。 　とにかく大食らいだったり、すぐに姿を消した り、人の言葉を理解する猫のぬいぐるみを持 っていたりと、とにかく謎の少女。

■千夏（第四章） 　全ての章に姿をあらわす謎の女性。 　名無しの少女よりも謎。 　おっとりしていながら、ある強い意志を秘め て行動している。 　神出鬼没であり、なにかを知っている様子 なのだが、それが語られることはない……。

ゲーム攻略

私がクリアした時の全選択肢です。
シナリオは１００％ではありませんが、
ＣＧは１００％になります。

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