水月
−すいげつ−
(c)2002 F&C・FC01/F&C co.,ltd.
那波町。
正面に海、背中に山を背負った小さな町。
舗装されていない道が当たり前のように敷かれた――
なぜだか、誰の目にも懐かしい風景が広がる場所。
季節は夏。
真っ白に染まった世界の中、せみしぐれの
風が、汗ばんだ肌をかすめては消える。
ざざーん、ざざーん。
波間を漂う光に、目を背ける。
その先、砂浜の端には、道路へ上がるための小奇麗な階段と、
工事用の大型車両。
長い時を経て、町は変わろうとしていた。
僕の思い出を抱えたまま、静かに。
キャラクター紹介
■牧野 那波 - Nanami Makino - 長い黒髪が印象的なクラスメート。 視力を失っている…のだが、それをまるで感 じさせない振る舞いを見せる。 深窓の令嬢という雰囲気だが、口を開くと相 当な変わり者。 ていねいすぎる言葉遣いとズレた思考で主人 公を翻弄する。 また、夢に現れる少女と雰囲気が酷似してい たり、主人公に対して妙に好意的であったり と、謎が多い。 |
■琴乃宮 雪 - Yuki Kotonomiya - 主人公専属のメイドを名乗る少女。 その理由は謎だが、メイドとしての仕事ぶり は極めて有能。 また、ひとつ屋根の下で暮らしていて、家族 同然の存在であること。すべてを笑顔で受け 止めてしまうような包容力、優しさを備えて いる事などから、生活面のみならず精神的な 面でも主人公を支える大きな柱となる。 ただ、主人公を思うあまり、ときどき意固地 になったり無茶をしたりするのはご愛敬。 |
■宮代 花梨 - Karin Miyashiro - 幼なじみ。 神主の家系で巫女を務める。 神聖さとはほど遠い雑な性格で、良く言えば おおらかで、悪く言えば大雑把な性格。 運動が得意、勉強は苦手、とわかりやすい。 また、すぐに手が上がるタイプで、何かある たび、人の頭を躊躇もなくポカポカ叩く。 そんな性格の割りに、主人公に対しては妙に 世話焼きで、チェックも妙に細かい。 長年、共に弓道を続けてきた仲間でもあり、 もっとも身近な理解者、親友の一人と言える。 |
■新城 和泉 - Izumi Shinjyo - クラスメートの女の子。 宮代花梨の大親友、牧野那波とも仲がいい。 しかし、何かにつけて花梨とは好対照。 勉強が好きで運動は苦手というタイプで成績 は優秀。 性格はおだやかで、のんびり。いつもにこに こ優しい笑みを浮かべている印象がある。 と、一見、可愛らしく気持ちの優しい優等生 といった風だが…ややのんびりし過ぎている らしく、すべての印象をドジの一言でうち砕 くほどにドジ。花梨に言わせると、『和泉も 走れば石につまずく』――そして、走ると本 当に転ぶ。 |
■香坂 アリス - Alice Kousaka - 近所の教会に住む双子の姉。 幼い外見に反し、大人びた物の見方、言葉遣 いをする。 物言いは極めてキツく、容赦がない。 双子の妹であるマリアを溺愛していて、ひょ んな事からマリアと知り合い、彼女に気に入 られてしまった主人公を敵視するようになる。 |
■香坂 マリア - Maria Kousaka - 近所の教会に住む双子の妹。 見た目は、髪の長さを除けば姉のアリスとま るで同じだが、中身はほとんど正反対。 優しく純粋な子で、見た目通りの子供っぽい 性格をしている。 また、双子であるにも関わらず、お姉ちゃん 子でもあり、何か困った事があるとすぐに「 お姉ちゃ〜ん」となってしまう。 どういうわけか、初対面の主人公をひと目で 気に入り、やたらと好意的に接してくる。 |
ゲーム攻略
隠しキャラの鈴蘭は、
ゲーム開始後3日目(?)の選択で
<<でも、やっぱり花梨のことが心配だ>>
を選んで花梨を家まで送り、
次の日の那波町案内で出てくるキーワード
『妹』を見れば次のプレイの最初から出てきます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−− 花梨の訪問とアルバム <<でも、やっぱり花梨のことが心配だ>> 花梨を家まで送る僕 −−−−−−−−−−−−−−−−−− 花梨と和泉ちゃんの那波町案内 ■妹 庄一の妹? −−−−−−−−−−−−−−−−−− |
攻略はどのキャラも鈴蘭登場後のものです。
私がクリアした時の全選択を載せています。
香坂姉妹と鈴蘭は同時攻略しています。
クリアしたキャラは栞にアイコンが表示されます。
栞によってアイコンが違うのでクリア後にコピーして見ましょう(^^)
全画像、回想を埋めると、おまけが追加されます。
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