(c)2005 Will
物語の季節は冬
大学が冬休みに入り、あても無くバイク旅行に出掛けた『草津拓也(くさつたくや)』は、
片田舎にある『ゆのはな町』を訪れた矢先に交通事故を起してしまう。
道端にひっそりと建っていた古びた祠にバイクごと突っ込み、意識を失ってしまう拓也。
再び目を覚ました時、視界に飛び込んできたのは、
仰向けに倒れた自分を、宙に浮かんだまま覗き込む、奇妙な格好をした少女の姿だった。
「あ、お目覚めですね。ご無事のようで何よりです」
ゆっくりと身を起した拓也に微笑みかける、不思議な格好をした少女は、
自らを土地の守り神である 『ゆのは』だと名乗る。
突然のことで呆気に取られている拓也に対して、
ゆのはは土地神としての力を使って、瀕死の重傷を負っていた拓也を治療したことを語る。
「いえいえ、お礼を言われるほどのことではありません。
その代わりと言っては何ですが、壊れた祠の修理代を負担して頂けないでしょうか」
訳が分からないまま、とにかく礼を言おうとした拓也を制して、
どこからともなく取り出した電卓で見積もりを始めるゆのは。
「ぴっぽっぱ、これなら235万円といったところでしょうか。
こんなの命の値段だと思えば、ぜーんぜんおトクですよね♪」
あくまで笑顔のまま、ゆのはは賽銭箱の形をした貯金箱を拓也に突き出してくる。
――こうして半ば強制的に、『命の恩人』であるゆのはの要求を聞くことになった拓也は、
『ゆのはな商店街』の中でバイトに明け暮れる日々を送る羽目になった………。
■■ キャラクター紹介 ■■
■ ゆのは Yunoha. 『ゆのはな町』に棲む、自称“土地神さま”。 巫女装束のような珍妙な格好をしているが 霊感の無い者には普通の服装に見える。 名目上は拓也の妹ということになっており、 監視と称して何かとつきまとってくる。 一見すると素直で天真爛漫に見えるが、そ の実態はアコギな守銭奴。 |
■ 伊東 わかば Wakaba.Itou. 商店街の中にある、銭湯『華の湯』の孫娘。 いかにも女の子な外見ではあるが、受付から清掃まで 銭湯の仕事は何でもこなす。 普段は番台に座って本を読んでいることが多い。 誰にでも優しく穏やかな性格で、ほんわかとした微笑 みがトレードマーク。 その場にいるだけで、周囲の空気を和ませてしまう存在。 将来の夢は絵本作家になることだが、その内容は他 人には理解できないものが多い。 |
■ 高尾 椿 Tsubaki.Takao. 商店街の中にある酒屋『高尾酒店』の娘。 わかばとは幼馴染にあたり、子供の頃から近所のお 姉さんとして頼られている。 喧嘩っ早い上に言葉遣いも乱暴だが、サバサバしてきっ ぷの良い姐さん。 母親を幼い頃に失っており、気の弱い父を助けて店を 切り回している。 基本的には困っている者を放っておけない世話焼き タイプなので、何だかんだ言いながらも拓也とゆのは の面倒をみてやっている。 |
■ 桂沢 穂波 Honami.Katurazawa. 商店街の中にある喫茶店『白摘茶房(しろつめ さぼう)』の娘。 口数が少ないためにクールな印象を与えがちだ が、実は好奇心旺盛な性格。 幼い頃より霊感が強く、みんなには見えないモノ が見える。 ゆのはの正体についても薄々気付いており、拓 也とセットで興味を抱いている。 |
■ 宇奈月 由真 Yuma.Unaduki. ゆのはな町に古くからある旧家の一人娘。 良くも悪くも自分に正直な性格であり、思ったことは 何でもはっきりと口にする。 思い込みが激しく、勝手に空想(妄想)を膨らませて暴 走することも多々あり。 生意気な上に毒舌だが、空回りすることの方が多い ので皆から適当にあしらわれている。 |
■■ ゲーム攻略 ■■
私がクリアした時の選択肢です。
3人クリア後に「ゆのはな」追加。
ゆのは
Yunoha.
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